Drop&TypeとAdobe Captureで遊んでみた

Drop&TypeとAdobe Captureで遊んでみた

Drop&TypeとAdobe Captureで遊んでみた


試作フォントをとても気軽に作れることができるツール「Drop&Type」がリリースされ、話題になっています。
大学生の頃、遊び半分でフォントを作ったことがあったくらいフォント作りにはとても興味があったので、早速購入して試してみました!

また、ちょうど最近「Adobe Capture」というiPhoneのアプリを知りました。
 


 

上の動画を見ていただくとわかると思うのですが、Adobe CaptureはiPhoneで撮影した写真から、色、形、カスタムブラシなどをとても簡単に直感的に作成できる、
目にしたものからインスピレーションを得て、デザインに落としこむまでのプロセスをぐっと短くする
とてもおもしろいアプリです。
このアプリの「SHAPES」機能を使って、iPhoneでティッシュの箱に書いてある文字を撮影し、
そこにある文字をフォントにしちゃおう、とふと思い立ったので試してみました。

 

 

1. ティッシュ箱の裏にある文字を読取る

IMG_4708

IMG_4704
 
Adobe Captureで、ティッシュ箱の裏を撮影します。
カメラを向けると気持ち悪いくらいのスピード感となめらかさで、リアルタイムにトレースをしてくれます。
パラメーターを調整しながら、いいところで撮影すると
 
IMG_4705
 
早速データが反映されるので、不要な箇所をタップして削除して
 
IMG_4706
IMG_4707
 
ここまでくると、あとは自動的にCreative Cloudのライブラリに追加されます。
(正直ライブラリ機能は初めて使ったのですが、とても便利ですね!)

 

 

2. 読み取った文字をフォントにする

Drop&Typeをダウンロードすると、サンプルのIllustratorファイルがあるので、先ほどiPhoneで撮影したデータをマスに入れていきます。
 
スクリーンショット 2016-04-05 13.28.26
 
ライブラリに入っているものを、ドラッグ&ドロップでアートボードに配置して、
対応する文字をサンプルファイルに入れていきます。

(中略)

スクリーンショット 2016-04-05 21.20.48
 
あとは、できたIllustratorファイルをDrop&Typeにその名の通りドラッグ&ドロップすると、
本当に一瞬でフォントが生成されます。
 
スクリーンショット 2016-04-05 13.35.10
 
さすがにすべての文字をティッシュ箱の裏から拾ってくることはできなかったのですが
かなりの可能性を感じた2つのアプリケーションでした。

案件用にさらっと手書きフォントを作りたい時など、活用していきたいです。